貸したお金を取り戻す方法

貸したお金を取り戻す方法は？
＝「金銭消費貸借契約」が成立しているか？
が大きなポイントになります。

これは、
「受け取る方が返す約束をしているか？」
がポイントになるわけですが、

もし契約書がない場合、
「友人が受け取ったお金が借入金と証明するのは容易ではない」
と思います。
↑
過去に25万円ほど貸して返ってこなかった経験があります（泣

この時借用書を用意していなかったので相手が、

「また今後返すね」と逃げ続け最後には、
「返さないし」

と最終的には寝返ったんです。

こうなると借用書があっても無視されることもあるでしょうから、
弁護士を代理人としてたてて、
簡易裁判所に支払い督促を出してもらうことも有効だと思います。

・友人がお金を借りたことがわかるメール内容
・領収書

なども証拠にはなりますが、
結局本人が認めなければ後の祭り。

個人的な最終手段は、

「契約書を公正証書にしてしまうこと」

かなと思います。

公正証書は公証人が作成する公文書ですので、
強い証明力と執行力があります。
（各エリアに公証役場はありますので）

「期限通りに返済しない場合は強制的に債権回収されても構わない」
という旨の条項（強制執行認諾条項）をつければより安心です。

返済されなかった場合は、
借主の預金や不動産などの財産に対して強制執行も可能だからです。

ですのでこれからお金を貸す時は、

1.「金銭消費貸借契約」を作成する
　（ネット上にひな形は複数あります）

2.返済遅延の場合の対処法を決めておく

3.不安であれば公正証書にする
　（借主が寝返りそうな場合）

を意識してやってみようと思います。